第7回極限環境微生物学会年会・スケジュール

11月28日(火)
12:30−13:00 評議委員会、昼食付き
13:00−13:05 開会挨拶
13:05−13:50 
セッション1「好熱菌の生態と制御」O-01~03 座長:山岸明彦(東薬大・生命)
13:50−14:00 休憩
14:00−14:30 総会、学会奨励賞授賞式
14:30−15:30 特別講演
         S-01 学士院賞受賞記念講演 掘越弘毅 会長
15:30−16:30 ポスター発表(奇数番号)、コーヒーブレーク
16:30−18:00 スペシャルセッション
         「ストレス耐性と水構造」 座長:掘越会長
         S-02 オーガナイザー 小松泰彦
         S-03 特別講演 上平 恒

18:00−20:00 懇親会、ポスター賞発表・授賞式

11月29日(水)
10:00−12:30 
セッション2「低温・深海への適応」O-04~07 座長:栗原達夫(京大院・化研)
セッション3「超好熱菌の機能解析」O-08~13 座長:跡見晴幸(京大院・工)小林一三(東大院・新領域)
12:30−14:00 昼食、休憩
14:00−15:00 学会奨励賞受賞講演
15:00−16:00 ポスター発表(偶数番号)、コーヒーブレーク
16:00−16:45 
セッション4「好アルカリ菌の生理」O-14~16 座長:高見英人(海洋機構・極限)
16:45−16:50 閉会挨拶

口頭発表:各15分、PCまたはOHP。
ポスター発表:11月28日15時までに所定の位置に掲示する。29日16時以降に掲示を外す。




第7回極限環境微生物学会年会・プログラム

11月28日(火)
13:00〜13:05 開会挨拶、

セッション1「好熱菌の生態と制御」 座長:山岸明彦(東薬大・生命)
13:05〜13:20 O-01 発酵中堆肥の空間的微生物群集構造の解析 ○ 森屋利幸(東京薬科大学 細胞機能学研究室)
13:20〜13:35 O-02 炭酸ガス依存性細菌の探索と多様性 ○上田賢志(日本大学生物資源科学部生命科学研究センター)
13:35〜13:50 O-03 高温菌Thermus thermophilusにおける緊縮制御 ○越智幸三((独)農研機構 食品総合研究所 生物機能解析ユニット)

14:00〜14:30 総会、学会奨励賞授賞式

特別講演
14:30〜15:30 S-01 学士院賞受賞記念講演「好アルカリ性微生物の発見と、その生理及び応用ー科学者の軌跡ー」 ○掘越弘毅(独立行政法人海洋研究開発機構)

15:30〜16:30 ポスター発表(奇数番号)、コーヒーブレーク

スペシャルセッション 座長:掘越会長(海洋機構)
16:30〜16:50 S-02 各種ストレス耐性と水分子との関連:酵母熱ショック応答からの考察 ○小松泰彦(製品評価技術基盤機構)
16:50〜17:50 S-03 特別講演「生体と水」 ○ 上平恒(元北大教授)

18:00〜20:00 懇親会、ポスター賞発表・授賞式



11月29日(水)

セッション2「低温・深海への適応」 座長:栗原達夫(京大院・化研)
10:00〜10:15 O-04 高圧環境に棲息する深海微生物研究の歴史とその最前線 ○加藤千明(独立行政法人海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター)
10:15〜10:30 O-05 水深1162mより採取した深海魚由来細胞株の高圧力耐性 ○ 小山純弘(独立行政法人海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター)
10:30〜10:45 O-06 好冷性細菌の熱ショックタンパク質発現機構の解析 ○山内清司(熊本大学発生医学研究センター・細胞複製分野)
10:45〜11:00 O-07 低温菌 Shewanella livingstonensis Ac10 におけるエイコサペンタエン酸の機能 ○山本健太郎(京都大学 化学研究所)


セッション3「超好熱菌の機能解析」 座長:跡見晴幸(京大院・工)小林一三(東大院・新領域)
11:00〜11:15 O-08 超好熱始原菌Thermococcus kodakarensis由来phosphoenolpyruvate synthase及びpyruvate kinaseに関する遺伝学的解析 ○山津敦史(京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻)
11:15〜11:30 O-09 超好熱始原菌Thermococcus kodakaraensisの転写因子破壊株の解析 ◯武富尚吾(京都大学 工学研究科)
11:30〜11:45 O-10 サブユニット連結体を用いたグループII型シャペロニンのサブユニット間協調作用機構の解析 ○神前太郎(東京農工大学 工学府 生命工学科)
11:45〜12:00 O-11 高度好熱菌丸ごと一匹プロジェクトの進捗状況 ○中川紀子(理化学研究所、大阪大学大学院 理学研究科)
12:00〜12:15 O-12 真正細菌祖先型及び古細菌祖先型NDKの全合成とその性質 ○木村光夫(東京大学 理学系研究科 地球惑星科学専攻)
12:15〜12:30 O-13 新規DNA結合フォールドを持つ制限酵素PabIの変異体による解析 ○小林一三(東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 メディカルゲノム専攻)

12:30〜14:00 昼食、休憩

14:00〜15:00 学会奨励賞受賞講演

15:00〜16:00 ポスター発表(偶数番号)、コーヒーブレーク

セッション4「好アルカリ菌の生理」 座長:高見英人(海洋機構・極限)
16:00〜16:15 O-14 通性好アルカリ性細菌Pseudomonas alcaliphila AL15-21株における3種類の可溶性cytochrome cの解析 ○ 松野敏英(北大大学院 農学院 応用生物科学 )
16:15〜16:30 O-15 絶対好アルカリ性細菌Bacillus clarkii K24-1U株由来細胞膜結合性cytochrome c のクローニングと大量発現系の構築 ○尾上真一(北海道大学大学院 農学研究科)
16:30〜16:45 O-16 好アルカリ性細菌Bacillus pseudofirmus OF4株の様々なpH、塩濃度、粘度環境における運動性解析 ○藤浪俊(東洋大学大学院 生命科学研究科)

16:45−16:50 閉会挨拶




ポスター発表
11月28日15時までに所定の位置に掲示する。29日16時以降に掲示を外す。発表日は、
11月28日(火)15:30〜16:30 奇数番号
11月29日(水)15:00〜16:00 偶数番号

<好熱(生理)>
P-01 超好熱始原菌Thermococcus kodakaraensisを用いた無細胞タンパク合成系の最適化  ○金井保 京都大学工学研究科
P-02 薬剤耐性に基づいた超好熱始原菌の遺伝子破壊系の構築及びその系を用いたsugar transporter遺伝子(群)の破壊  ○松見理恵 京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻
P-03 超好熱菌キチン代謝遺伝子クラスターの転写制御解析  ○瀬畑真 東京工業大学大学院 生命理工学研究科
P-04 超好熱性古細菌Thermococcus sp. strain KS-1(T. KS-1)由来シャペロニンの低温適応化  ○牛奥修三 東京農工大学 生命工学
P-05 Sulfolobales目において新しい系統関係を示す好熱性アーキア2分離株の系統分類学的研究  ○池上智則 理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室
P-06 超好熱性古細菌Pyrococcus furiosusのSRPの構造と機能の解析  ○松田崇志 千葉工業大学 大学院 工学研究科 生命環境科学専攻 構造生物学研究室
P-07 超好熱性古細菌 Pyrobaculum islandicum のD-バリンを基質とする呼吸鎖電子伝達系の解明  ○登坂慎知子 日本大学大学院 理工学研究科 物質応用化学専攻
P-08 高度好熱菌 Thermus thermophilusにおけるアルキル化塩基修復遺伝子の解析  ○森野 嘉恵 東京薬科大学 生命科学研究科
P-09 利己的な制限修飾遺伝子に対する防御機構としての染色体構造  ○石川健 東大院 理学系 生物化学

<好熱(酵素)>
P-10 高度好熱菌Thermus thermophilusのイソプロピルリンゴ酸イソメラーゼの解析  ○島田大資  東京薬科大学 生命科学部
P-11 超好熱菌由来アミノトランスフェラーゼのキャラクタリゼーション  ○金城健太  東京薬科大学 生命科学部 細胞機能学研究室
P-12 温泉および沖縄近海土壌中におけるファミリーB型DNAポリメラーゼ遺伝子の探索  ○松川博昭  九州大学大学院 生物資源環境科学府 遺伝子資源工学専攻
P-13 高度好熱菌のSAMデカルボキシラーゼのプロ酵素の自己切断機構  ○古橋めぐみ  明治大学大学院 農学研究科
P-14 超好熱性古細菌 Pyrobaculum islandicum のNADH,NADPH脱水素酵素  ○谷川 実  日本大学・理工学部・物質応用化学科
P-15 好熱菌Thermus thermophilus HB-27株由来のグリオキシル酸還元酵素の異種宿主での発現と酵素の性質  ○中山仁志  大阪府立大学大学院工学研究科
P-16 アーキア由来のDNAリガーゼにおいて普遍的に見いだされる新規PCNA結合モチーフ  ○清成信一  九州大学大学院 生物資 遺資工 遺伝子機能制御学講座

<低温・深海>
P-17 日本海奥尻海嶺、微生物マット堆積物における微生物的多様性解析とその変遷  ○國嶋雅之  日本大学文理学部化学科
P-18 深海底泥からの硝化・脱窒関連遺伝子の探索  ○為我井秀行  日本大学文理学部化学科
P-19 マリアナ海溝より分離された絶対好圧性微生物Shewanella benthica DB21MT-2の高圧適応機構解析?イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素を例として  ○佐藤孝子  海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター
P-20 低温菌 Shewanella livingstonensis Ac10 の低温環境適応に関与する低温誘導性ポーリンの機能解析  ○川本 純  京都大学化学研究所
P-21 凸面環境へのマウス繊維芽細胞3T3L1の接着  ○永原朋幸 独立行政法人  海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター
P-22 南マリアナトラフの硫化物構造体における微生物相の解析  ○大場裕紀  東京薬科大学大学院 生命科学研究科

<耐性・適応>
P-23 Identification and characterization of highly boron tolerant bacteria- a new frontier in extremophiles  ○藤原 徹  東京大学生物生産工学研究センター
P-24 Chromobacterium sp. WK株の生産するコレステロールオキシダーゼの精製と諸性質の解析  ○柴田貫平  東洋大学 生命科学部
P-25 非塩性通常土壌から分離した、5%以上の食塩を要求する新規好塩菌の分類学的研究  ○越後 輝敦  東洋大学 工学部 応用化学科
P-26 高度好塩性古細菌Haloarcula japonicaの形態変化の熱分析による解析  ○秋山洋子 東洋大学大学院 生命科学研究科
P-27 身近な環境に生息する細菌の放射線抵抗性  ○佐藤勝也  日本原子力研究開発機構 量子ビーム遺伝子資源研究グループ
P-28 放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスの放射線応答機構に関与する新規制御タンパク質"PprM"  ○大庭寛史  日本原子力研究開発機構 遺伝子資源
P-29 枯草菌マルチ遺伝子型Na+/H+対向輸送体のイオン輸送に直接的に関与するサブユニットの同定  ○梶山 裕介  RIKEN 工藤環境分子生物学研究室
P-30 枯草菌のK+取り込み系ktrDの転写時期の解明  ○棚橋飛鳥  東洋大学 生命科学研究科

<分解・代謝>
P-31 Terrabacter sp. YK3株の2,2’,3-trihydroxybiphenyl dioxygenase遺伝子 (dfdB) の転写制御因子の解析  ○杉原嘉寿子  理化学研究所 工藤環境分子生物学研究室
P-32 Dibenzofuran 4,4a -dioxygenaseのX線結晶構造解析  ○新井和也  横市大院国際総合
P-33 シロアリ共生系におけるバイオマス資化関連遺伝子の由来の解析  ○大内和也  横浜市立大学大学院 環境分子生物学研究室
P-34 シロアリ腸内に共生するJoeniidae科原生生物のsmall subunit rRNA遺伝子配列による分子系統  ○栗崎倫江  東洋大学
P-35 シロアリ腸内共生系における遺伝子発現のダイナミクス解析  ○広谷直哉  横浜市立大学 国際総合科学研究科 生体超分子科学専攻 環境分子生物学研究室
P-36 複合生物間相互作用解析の試み-メタボ・インタラクトロームの確立へ向けて ○ 雪真弘  横浜市立大学大学院 国際総合科学研究科

<リソース>
P-37 理研バイオリソースセンターにおけるアーキア・極限環境細菌のリソース事業について  ○伊藤 隆  独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター 微生物材料開発室

<追加ポスター>
P-38 高圧環境に棲息する深海微生物研究の歴史とその最前線(O-04のポスター版) ○加藤千明  独立行政法人海洋研究開発機構
P-39 水深1162mより採取した深海魚由来細胞株の高圧力耐性(O-05のポスター版) ○小山純弘  独立行政法人海洋研究開発機構極限環境生物圏研究センター
P-40 Shewanella violacea DS12株より分離した新規紫色素  ○小林英城  独立行政法人海洋研究開発機構極限環境生物圏研究センター
P-41 高濃度NO2−環境下における脱窒素細菌のスクリーニング ○土肥 裕希 岡山理科大学工学部バイオ・応用化学科
P-42 新規DNA結合フォールドを持つ制限酵素PabIの変異体による解析(O-13のポスター版)◯渡部美紀 東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻
P-43 深海微生物Shewanella violacea DSS12における高圧環境に適応した呼吸鎖電子伝達系 ◯筑广紗弥香 日本大学大学院・総合基礎科学研究科
P-44 深海土壌からのアミノグリコシド合成に関与する糖質環化合成酵素遺伝子の探索 ◯神田優美 日本大学・文理学部
P-45 深海底泥からのアミノグリコシド生合成に関与するアミノ基転移酵素遺伝子の探索と多様性解析 ◯青木里恵 日本大学大学院・総合基礎科学研究科
P-46 マリアナ海溝より得られた脱窒細菌のペリプラズム型硝酸還元酵素遺伝子クラスターの解析 ◯池田恵理子 日本大学・文理学部


発表の要領
1)口頭発表(スペシャルセッションを除く)
発表時間:15分(12分報告、3分質疑応答、時間厳守でお願いいたします)
発表方法:原則的にPCプロジェクターを使います(ただしOHP対応可)。各自のパソコンをお使い下さい。会場側としてWindows PCを1台用意いたしますので、USBメモリー、CD-Rの対応は可能です。(MACの場合はご持参いただくのが安全です。なお、mini-VGAポートを持ったモバイルPCやiBook,PowerBookをご持参される場合は、mini-VGA・VGA変換アダプター(Apple VGA変換アダプター等)を必ずご持参下さい。)
*ポスターボードに余裕がございますので、同時にポスター発表を希望される方は事務局までお問い合わせください。

2)ポスター発表
ボードサイズ(縦160cm×横110cm)、画鋲は事務局で用意します。初日の15:00までには所定の位置に掲示してください。なお発表日は、奇数番号が28日(火)偶数番号が29日(水)となっています。発表番号をご確認の上、指定時間にお願いいたします。なお、本年度も優秀ポスター賞を数点表彰いたしますので、よろしくお願いいたします。