極限環境生物学会 第23回シンポジウム
日時: 2022年7月2日(土) 13:00~17:00
場所: Zoomミーティングによるオンライン開催
参加費: 無料
※ 終了いたしました。ご聴講ありがとうございました。
講演要旨、ならびに技術コーナーは引き続き「シンポ会場」にて
ご覧になれます。
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【テーマ】「極限を超えるー生命の可能性とリデザインー」
【概要】
生命は、その誕生以降、地球上の様々な環境に適応し、生物圏を拡大してきた。超高温、極低温、強酸性、強アルカリ性、高塩濃度、高圧力など、人間にとっては過酷な自然環境にも生物は生息している。このような生物たちを我々は極限環境生物と呼んでいる。しかしながら、原始生命から見れば、有毒な酸素を大量に含んだ大気に晒され、水も乏しい陸上で活動する我々人間は極限環境生物といえよう。そう、生物は、長い時間をかけて徐々にかつての極限環境を克服し、そして、今なおも極限の枠組みを変えているのだ。この無限とも思える生命の可能性に果てはあるのか。我々研究者は、その可能性をどこまで引き出すことが出来るのだろうか。
本シンポジウムでは、「極限を超える―生命の可能性とリデザイン―」をテーマとし、「生命進化を知る」と「生物をデザインする」の両輪で展開し、生命が秘める可能性を基礎研究および応用研究の両面から追求する。バイオインフォマティクス、合成生物学、地球微生物学の分野からトップサイエンティストを講師としてお招きし、各分野での最新研究に関する講演を頂き、生命が秘める可能性を改めて認識する機会を提供したい。願わくは本シンポジウムを通じて学んだことが、自身の研究の新しい方向性やアイデアを見出す一助となり、新たな挑戦(自身にとっての「極限を超える」)を後押しできれば幸いである。 Go
beyond the boundaries!
【プログラム】
13:00-17:00 1人40分
(発表時間:30分程度。質疑応答:10分程度)
13:00-13:10 開会のあいさつ
13:10-13:50 諸野 祐樹 海洋研究開発機構
「生物がすむ果てを探る
-極限を超えた極超低エネルギー海底下生命圏の探求-」
13:50-14:30 岩崎 渉 東京大学
「生命進化可能性のバイオインフォマティクス」
14:30-14:50 休憩&企業広告
14:50-15:30 市橋 伯一 東京大学
「増殖し進化する分子システムをつくることで
生命の可能性を探る」
15:30-16:10 柿澤 茂行 産業技術総合研究所
「ミニマルセルを使った生命機能の解析:
最もシンプルな細胞から見えるもの」
16:10-16:50 梅野 太輔 早稲田大
「『超天然』天然物経路の進化デザイン」
16:50-17:00 閉会のあいさつ
注意)開催内容について追加変更が生じた場合、このホームページで掲示いたします。
ポスター
ダウンロードして、研究室などに掲示してください
注)文頭の参加登録と同じです。押忘れた方はこちらからもジャンプできます。多重登録にはお気を付けください。(参加登録は終了しました)
第23回シンポジウムへの参加登録(文頭と同じ)
※ 参加申込〆切 6月25日(土) Googleフォーム入力
大平 高之
(東京大学 ・ 極限環境生物学会シンポジウム委員長)
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